「子どもは疲れた方がよく寝る」と思っていませんか?
日中にたくさん遊ばせて、夜にぐっすり眠れるようにするのは、誰しもやがやることで
実際、子どもの頃もそうだと言われて育ちました。
また、「あくびをしたらお昼寝を」と、眠そうなサインを見て対応することが良いと思っている方も多いはずです。
私もぽん姫(長女)の時にはそう思って昼寝をさせなかったことも。。。
しっかり寝る前に大泣きされ、寝かしつけに時間がかかり夜中も泣いてた。汗
しかし、科学的根拠に基づいたネントレ(睡眠トレーニング)の基本は、「疲れすぎる前に寝かせる」ことにあります。
この一つの工夫で、こんなメリットがあります。
- 子どもがスムーズに眠りにつく確率が上がる
- 寝かしつけにかかる時間が短縮される
- 夜の時間に余裕ができ、親も一人時間が確保できる
- 「おやすみ」と声をかけるだけで、一人で寝てくれる日が増える可能性も高る
この記事では、ぽん太ぽん子(双子)が産まれ、
ネントレを始めて3年の私が日々の育児に取り入れるための具体的なコツを3つご紹介します。
そもそも「疲れすぎない」とは?
子どもが疲れすぎると、体は「覚醒ホルモン(コルチゾール)」を分泌します。
これは、一種のストレス反応で、体を元気に保とうとする働きですが、これが強まると、リラックスして寝つくことが難しくなります。
特に赤ちゃんや幼児はこのホルモンの影響を受けやすいため、「適切な活動時間」を守ることが睡眠の質を向上させる鍵となります。
大人も仕事が終わって、すぐ寝付けないのと一緒の状態!
♦適切な活動時間の目安
月齢 | 活動時間の目安 |
0~1ヶ月 | ~約40分 |
1~2ヶ月 | 約40分~1時間 |
2~3ヶ月 | 約1時間~1時間20分 |
4~5ヶ月 | 約1時間20分~1時間30分 |
6~8ヶ月 | 約2時間~2時間30分 |
9ヶ月 | 約2時間30分~3時間 |
10~1歳2ヶ月 | 約3時間30分~4時間 |
1歳までは活動時間が短く、数ヶ月単位で変わっていくので子どもの様子を見ながら適宜変えていく必要があるのがポイントです。
具体的なコツ3選
スケジュールを組み過ぎない
1歳までの活動時間は成長とともに変化します。
1日の流れを固定してスケジュールを組むのではなく、朝起きる時間だけをある程度決めておくのがベスト。
実際に私が決めていたのは、この2つだけ。
- 朝6時~7時の間に起き、朝日を10分程度浴びさせる
- 起きた時間から活動時間をカウントし、終了の15分前からねんねルーティンへ
この時間までには!と数分単位できっちりすると大人もつらいので、
10分単位くらいでざっくり次の時間を決めていました。
家にいるときに気を付けるのはこれだけ。
新生児から始めたネントレも波に乗ってきたのは3ヶ月くらいから。
長期戦なのであまり神経質になり過ぎず、次の昼寝はこれくらいにしようかなでOK。
生後2ヶ月で同時泣きされ、どうしようもなく膝で寝かせている私↓

できることが増えた時期は活動時間を短めに設定
寝返り、ずりバイ、ハイハイ、歩き始めなどは注意が必要。
子どもはできることが増えた嬉しさで何度もしてしまう。
そして大人もうれしくて写真も撮りたいし何度もさせてしまう(笑)

だが、子どもの体力が追いついていない可能性が高いので活動時間よりも早めに疲れていることも。
活動時間前なのに、ぐずりやあくび、ボーっとしていることがあれば次からは早めに対応を。
他にもぽん太ぽん子(双子)で活動時間より早めに疲れているなと感じたのは↓
- 家に人が来たとき
- 買い物に一緒に行ったとき
- 夕方(1日の疲れがたまってる?笑)
大人と一緒で初めてのこと、人と会うときは疲れるみたい。
逆に家に3人でいるときは少々活動時間より寝るのが遅くなっても大丈夫なこともあった!
一定ではなく子供も状況に合わせて調整することが大事。
子どものことはママパパが一番よくわかるので感覚でやっていけば大丈夫!
日中の外出時は短い昼寝を挟む
外出時はより疲れが出やすいので、意識的に昼寝の時間をとることが重要。
ぽん太ぽん子(双子)は車では本当によく寝てくれたので、日中の外出時は寝る時間になると車へ行くのが鉄板。
この時間を大人の事情で省くときは、夜泣きや寝くずりを覚悟しておけばOK。(笑)
そんなこともあるし、あっても理由があれば大人も割り切れる!
あとは、ベビーカーや抱っこ紐で寝てもらうことも。
ぽんち家では外出時の日中は気にせず抱っこで寝かせていた。

ネントレの本では外出時の日中も真っ暗の環境を推奨していたが、私はそこは気にせず明るい環境のままで。
日中に少々睡眠時間が短くても問題なし。大事なのは数分でも寝てもらうこと。
数分寝たら起きた時間からカウントして次の睡眠へ。
家に帰ってからは活動時間を少し短くしてねんねルーティンへ。
家では、何よりも子どもの睡眠時間確保優先でスケジュールを組むとぐずる可能性が低い!
まとめ
今回はネントレ成功への基本「子どもを疲れさせ過ぎないコツ3選」についてお伝えしました。
子どもの睡眠は一定ではなく、親も子どもの様子を見ながら調整していくのが大事。
「寝る時間がずれても、そんな日もあるか」くらいの気持ちでいれば、意外と気楽にやれます!
私のネントレのオススメ本はこちらです。
活動時間についても月齢別で具体的なスケジュールも書いてあるのでいろんな選択肢を貰えます。
ぜひ見てみてください。
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